
ISO/TS 16949 更新 IATF16949
カテゴリ:緊急事態対応計画 の記事リスト(エントリー順)

- 緊急事態対応計画の構築の仕方 【2007/09/13】
- 6.3.2 緊急事態対応計画 【2007/08/03】
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緊急事態対応計画の構築の仕方

2007/09/13 (Thu)
緊急対応計画を次のようにまとめてみました
・基本的な考えかたは、APQPチームと同じで、部門横断的組織を形成します
緊急事態のおよぼす影響が大きくなればなるほど、必要です
・次に、リスクを特定します
ここでは、緊急事態が発生する大きな要因です
・次に、大きな要因で発生した場合の影響する資源をならべます
・そして、必要な対応を整理します
また、各対応担当部署、担当者も決めます
ここでは、責任者ではなく、実際に細かなアクションをとる担当者です
☆この流れに従って各担当者は、対応を整理しておきます
この整理の中には、予防処置も含むといいです
例 : 地震での設備への影響と対応
地震がおきます
熱処理設備の異常警報がなり、炉の中に窒素が入ります
熱処理工程の異常処置に従い処置します
・従業員リスト - 応援者へ連絡します
・代替 - 熱処理の外注先を管理部と共に決めておきます
・復旧 - 復旧するためには関係メーカーへの緊急連絡先が必要です
・公共機関 - 警察、消防等
・顧客への対応 - 管理部から連絡しますが、状況の把握、復旧の見通しなどを
管理部へ説明する必要があります
例 : 地震で、納品のための輸送手段への影響と対応
地震がおきます
納品のためのトラックが道路通行止めで、納品できません
・従業員リスト - 応援が必要であれば連絡します
・代替 - 代替輸送方法をあらかじめ、決めておきます
数種類の輸送ルートを準備しておかないといけないでしょう
・復旧 - 道路の復旧状況を確認しないといけません
その他のルートの道路状況も確認しないといけません
・公共機関 - 道路状況の確認には、公共機関への連絡が必要でしょう
・顧客への対応 - その旨を連絡して、対応をしないといけませんね
地震がおきると、電話がとまるかもしれません
電話担当の総務部は、携帯の準備、インターネット電話等の対応を準備
しておかなければいけないでしょう
※ざーっと書きましたが、こうやって整理すると、
地震も台風も大雪も発生したら、電話担当者のやるべきことは同じでしょう。
どうでしょうか?一度手順が整ったら、そこからまた、スリムな対応計画に見直せばいいです
ちょっと、重くとらえ過ぎているような気もしますが・・・
自分で考えて、自分で感じています
でも、担当者が対応を整理する時にはこの流れだと整理しやすいとも、思います
6.3.2 緊急事態対応計画

2007/08/03 (Fri)
6.3.2 緊急事態対応計画最近地震により、TOYOTA系の企業が(それ以外の取引メーカーもあったみたいだけど)
生産ができない状態になってしまって・・・
なんとかなりそうなこともニュースに出でいたが、それでも被害総額はかなりのものであろう
今年度中に挽回できると、コンメトがあったみたいだけど
自社では、全体の緊急事態対応計画はできたようだ
ただ、APQPを実践した経験がないためかキー工程(設備)の・・・と、
言うように、「主要設備についての具体的な予防、予知、交換部品、代替設備等が曖昧です」
なんて、コンサルタントの先生に指摘されました
そんなことはないような気もするけど、自社規定を読むとなんとなくそんな気もする
規定が分かりにくいですよねー、と何度も言われました
確かにそうです。。。
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